The Crown of Violet (Oxford Bookworms ELT)

  • Oxford University Press (2000年6月1日発売)
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感想 : 5
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古代ギリシャ、アテネに住むAlexisは、ソクラテスの思想に惹かれていた。
しかしソクラテスの思想は、アテネの市民に危険視もされていて、敵も多かった。
そこでAlexisは、ソクラテスの思想を皆に理解してもらう為の演劇の脚本を書き、演劇祭に応募することを思いつく。
一方、ふとしたことから、Alexisはアテネの民主主義を覆そうとする暴動の計画を知ることになり、その証拠を掴もうとするのだが…

当時のアテネの民主主義や、女性蔑視の状況、演劇がどういう意味合いのものだったのかとか、お金持ちがそれを支援する仕組みとか、そういったものが、子どもの目線で書かれていて、解りやすくておもしろかった。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 洋書 多読用 レベル3
感想投稿日 : 2009年2月4日
本棚登録日 : 2009年2月4日

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