以前からマーケティングには興味があったのですが、読んでもわからなかったり、フレームばかり出てきて、実践的に使えなかったり、意外と本を選ぶのは難しい分野でした。
ところが自分のコーチより紹介されたこの本は、物語形式でマーケテング初心者にはたいへんわかりやすいものでした。
もし、あなたがマーケティングの初心者でしたら、この本をご一読することをお勧めします。
私は「売れる商品とはどのようなものか」を知ることを目的に読みました。確かにひとことでマーケティングを語るなら「愛」であるということがよくわかりました。
お客様は、製品(モノ)がほしいのではなく、商品(コト)がほしいのです。コトとは「やりたいこと」。
お客様のやりたいコトをかなえるモノが「商品」なのです。
よくターゲットは一人に絞れと言われます。
私にはその意味がよくわかりませんでした。
しかし、「コト」をかなえるためには、すべての人の願望を聴くわけにはいきません。私は誰の「やりたいこと」をかなえるためにこの「モノ」を売るのかが分からなければ「商品」は作れないのです。
それがわかっただけでも一読の価値がありました。
物語形式でとても読みやすいです。ぜひどうそ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネスに役立つ
- 感想投稿日 : 2011年4月4日
- 読了日 : 2011年4月4日
- 本棚登録日 : 2011年4月4日
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