この本は主に在日朝鮮人を軸として
日本の外国人にかかわる法令が
どのような経緯をたどってきたかについて書いている本。
まえがきの「日本人は外国人を?害国人?だと思ってるんですか。」
って言葉は結構印象的だったかも。
日本って諸外国の対応と比較すると、外国人にかなり冷たい。
排他的。
驚いたのは、朝鮮高等学校とかの外国人学校卒業者に
大学入学資格が認められていなかったこと。
これ、つい10年前くらいの話だよ。
あとはうちは使ったことも見たこともないけど、
伊藤博文の千円札の話とか。
朝鮮の人にとったら伊藤博文って侵略者なわけで、
安重根はヒーローなんだよね。
そんな人がお札になるってことは彼らにとっていかに不快なことか、
配慮に欠けてるよね。
解決してるはずなのに
未だに韓国が賠償を求めてくる気持ちが少しわかった。
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2007年11月30日
- 本棚登録日 : 2007年11月30日
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