シリーズ第3作。出会って6年、前作から5年後、港医科大学に合格し5年生となった白夜が実習生として高森総合病院に帰ってきた。深夜にアル中で救急搬送されてきた初老のバーテンダーが翌朝急変し、診断を下した当直の研修医に「それ、誤診です」と言い放つ白夜。
今回は白夜の並外れた診断能力で隠された未発覚の事件を謎解く。別々の話しが1本の線となり繋がり、前2作の白夜の成長物語よりミステリ感が強い。もちろん白夜が患者に寄り添う新たな成長も微笑ましい。
まさかの誤診に胸が熱くなる。心温まる医療ミステリ。
★★★★★ 5.0
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月22日
- 読了日 : 2022年3月21日
- 本棚登録日 : 2022年2月16日
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