ブス論 (ちくま文庫)

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本棚登録 : 57
レビュー : 6
著者 :
オタンチンパレオロガスさん ちくま文庫   読み終わった 

 【自分のための読書メモ】
 長男ができたときに、古風で力づよい、かつエスプリのきいた名前をつけようと、講談社学術文庫で、『古事記』と『日本書紀』を大人買いした2年前の夏。読破の夢叶わず、長く積読状態にあるけれど、やはり神話の世界には興味があって、そこで今回、これまた長く積読状態にあったこの本を手に取る。
 昔の人は、感性がおしゃれだ。ネーミングセンスバッチし。言葉が、そのものの状態すべてを表す完全言語は存在しないけれど、コノハナノサクヤ姫(木花開耶姫)なんて、その美しさがこの名前からびしばし感じ取れます。
 漢字の使い方も最高にうまい。やってることは、暴走族のお兄さんとおんなじで、音を合わせて言葉に漢字を当てはめているわけだけれど、1500年たった今もそのおしゃれセンスは不変のものです。
 さて、テーマの「ブス論」については、コノハナノサクヤ姫のお姉さんイワナガ姫のほうが繰り返し登場します。古来、醜は鬼を意味し恐れられていた存在とのこと。僕も醜女ならぬ醜男ですから、もっと大切にされたいものです。

レビュー投稿日
2011年6月10日
読了日
2011年6月10日
本棚登録日
2011年6月5日
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