池波正太郎の銀座日記(全) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1991年3月27日発売)
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本棚登録 : 435
感想 : 32
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川口松太郎さんから「・・・・・銀座日記をよむと、少し食べすぎ、のみすぎ、見すぎ(映画)という気がする。とにかく大切に・・・・・」と言われたという。
銀座日記を読んでいると、本当に池波さんは映画を見ることと美味しいものを食するのが好きなんだなぁと感心する。
そんな池波さんも平成2年5月3日午前3時逝去なされる。享年67歳。
まだまだ、書いてもらいたかった。
池波さんは「死」について作品の中でいろいろ書いている。
「人間は生まれた瞬間から、死に向かって歩み始める。死ぬために、生きはじめる。そして、生きるために食べなくてはならない。何んという矛盾だろう。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2013年10月9日
読了日 : 2013年10月9日
本棚登録日 : 2013年10月9日

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