『ファーブル昆虫記』をちゃんと読んだのは初めて。幼少の頃から虫好きで、毎日虫を捕まえるのに明け暮れてた私でも本は読もうとは思いませんでした。それはこの本には、なにかとても難しい学術的な事が書いてあって、自分には到底理解出来ないと思ったからだと思います。しかし今回初めて読んだら「めちゃくちゃ面白い!」奥本先生の訳や、日本人には馴染みのない言葉の捕捉や、昆虫のイラストもありイメージしやすかった事もあるかと思いますが、ファーブルの実験や行動、失敗談などが時に可笑しく、声に出して笑ってしまう所も多々ありました。勿論、昆虫の生態にも「へー!そうなんだ!凄い!!」と感心しっぱなしですが、『人間ファーブル』の面白さもこの本の楽しめるところなのかなと。
一冊4,000円近いので、全10冊一気に買えませんが、ちょっとずつ買って読んでいきたいと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月14日
- 読了日 : 2020年10月14日
- 本棚登録日 : 2020年8月18日
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