ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2012年10月25日発売)
3.32
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本棚登録 : 1574
感想 : 142
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霊が見えてしまう主人公、森司。
ただ霊が見えるというだけで、なんら霊と対抗するような術を持ち合わせていない彼がその能力がきっかけ(のようなもの)で出会ってしまった美少女こよみ。
高校時代から想う彼女と偶然同じ大学に入学した森司は、
こよみと同じオカルト研究会に入るが、それがきっかけで次々と心霊現象に遭遇してしまう。
彼女を守るため、ついでに距離を近づけるため奮闘する青春ホラー小説。

賞を取るくらいの作品ということで、ちょっとラノベっぽい作品を初めて手にとりましたが、内容は至って普通。ホラーとして怖いわけでもなく、凝ったミステリーがあるわけでもなく。
正直ネットでこの程度の小説書いてる人いるんじゃないかと。
ただ、しょっちゅうお化けが出てきてる癖に
それと並行して甘酸っぱい恋が垣間見えるという、相反するものが描かれていることが非常に魅力的。とてもツボ。
単純に甘酸っぱい恋愛が好きな方ならホラー要素とかほぼないのでかなりオススメ。
続編も2冊出ているので是非そちらも読み進めたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2020年3月16日
読了日 : 2020年3月16日
本棚登録日 : 2020年3月16日

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