フレッドウォード氏のアヒル (5) (あすかC)

  • 角川書店 (1994年2月7日発売)
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感想 : 2
5

田舎町に引きこもろうと家政婦の依頼をした作家ケビン・フレッドウォードの所へやって来たのは何とアヒルのローズマリーだった。彼女と触れあうことでケビンは少しずつ変化していく……話の5巻め。
ニックとグロリアと親しくなっていくケビン。

ってことで、ストリートギャング時代の友人ニックの息子を訪ねていくケビンと変わっていく周囲が肝……なのかなぁ。
人と関わるということがクローズアップされてくる巻のような気がするので。
“誰かと 心を分かち合う事の 喜びを覚えると
 もう 独りきりの──
 火のような切なさに……
 耐えられなくなる……”
“もし あなたに── 誰か 幸せにしたい ひとがいたら
 先ず あなたが 元気にならなきゃ ダメよ
 そして それを その人に 少し 分けてあげるの”

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画:ファンタジー
感想投稿日 : 2010年3月22日
読了日 : 2010年3月22日
本棚登録日 : 2010年3月22日

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