反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV (文春文庫 い 47-9)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年9月4日発売)
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★2008年12月28日 109冊目読了『IWGP(池袋ウェストゲートパーク)? 反自殺クラブ』石田衣良著 評価B+
前作のIWGP?に比べると何となく描き込みが丁寧になり、やや復活している気がする。
スカウトマンズブルース:天性のスカウトマン タイチと彼に惚れたシノブを助ける真島誠 評価B
伝統の墓:一発ヒット屋のおやじロッカー神宮司を地面詐欺から救ったつもりが、おやじはしっかりと稼いでトンズラ。評価B
死に至る玩具:大人気の中国華南生産の人形ニッキーZのウラにある過酷な工場の改善を求めて中国から渡ってきた紅小桃(ホンシャオタオ)を助ける真島 評価A ここ華南に働く私には非常に身近な題材を上手に扱っている。玩具工場の労働環境は実際ホントに酷いと聞いている。この秋次々と倒産している玩具メーカーはこの類。
反自殺クラブ:自殺サイトで志願者を集めて確実に自殺へ追い込む通称スパイダーを追い込む反自殺クラブのメンバー。その過程では大切なメンバーが自らの意志で自殺を実行。追い詰めたスパイダーも。。。。。そのうらで意外な人物が浮かび上がる。 評価A

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本現代小説
感想投稿日 : 2018年9月2日
読了日 : 2008年12月28日
本棚登録日 : 2008年12月28日

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