自分の働き方や、時間の使い方を内省するために、時短に関する本は数ヶ月ごとに読むようにしている。
普段から意識し実践していることが間違っていないか、新たに取り入れるべき視点や考え方は無いか。
今回本書を手に取り、衝撃だったことは「あえて作業を中断し、集中力を維持する」という行動習慣である。これまで、私の仕事のやり方は、以下のとおりであった。
✔まとまった個人ワークの時間が欲しい
✔まとまった時間が無いと、取り掛かれない。
✔調子が乗ってきたら、休憩無しで何時間でも集中したい
✔作業中断したくないから、話しかけないで欲しい
✔中断してしまったら、次に集中するチャンスが来ないのではないか、という不安がある
実は、時短とアウトプットの質を上げるためには、全て逆効果だったのである。
自主的に中断させることで、タスクを細かく分割するクセがつく。細かい分断により、スキマ時間を有効に活用出来る。日中忙しい中で、ふと10分程度の時間であっても、うまく活用し、大きなタスクの一部をこなすことができる。
作業に「纏まった時間が必要」と感じて、先延ばしにすることもなくなるわけである。作業のブランクも短いので、記憶も維持される。
また、作業途中で誰かに話しかけられても耐えられるメンタリティが身につきそうだ。
もう今までのやり方では、これ以上の労働時間短縮は不可能である。これまでと逆転の発想だが、実践しない手は無い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月14日
- 読了日 : 2023年1月14日
- 本棚登録日 : 2023年1月14日
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コメント 1件
Manideさんのコメント
2023/02/04