選別主義を超えて―「個の時代」への組織革命 (中公新書)

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レビュー : 8
著者 :
egさん 組織論   読み終わった 

(S)
 脱工業化社会における人材像、組織像を主張し続けてきている太田先生の本。
 成果主義や能力給といった施策に代表されるような、個々人を評価して選別するやり方を「選別主義」と筆者は呼ぶ。
 IT化が進み、単調な作業が自動化されたことで人々の仕事は、単一的な内容ではなくバラバラなものとなった。そのような業務内容において、個々人を正しく評価できなくなっていることから、選別主義の限界を示唆する。
 年功序列に代表される序列主義から選別主義を経て、世の中は適応主義に変わっていくべきだと筆者は主張する。

 時代に伴う組織の変遷をメインフレームに書かれているため、内容は読みやすくなっている。しかし、企業以外のことが論じられたり、具体的な方法論が語られていなかったりと、やや内容に物足りなさを感じる。
 選別主義という名前やそれが持つ問題は列挙されているので、そこからどう変えていくべきかを自分たちでディスカッションするときの土台として使うと良い。

レビュー投稿日
2010年8月10日
読了日
2010年8月10日
本棚登録日
2010年8月10日
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