とても丁寧な本だった。翻訳が良かったのか、作者が良かったのかわからない。でも兄弟が病で倒れたときに約束したという本なのだから、それだけ時間が込められていたのかもしれない。もちろん気持ちも。
最初から最後まで読むのに3日しかかからなかった。自分でも驚き。基本的に遅いはずなのに。
でも最初から、とてもエネルギーをもらったし、自分の毎日をどのように彩っていくか、ワクワクしながら読めた。これを読んでいるとき、同時に大学院の課題も進めていた。これは、「ホレ、課題かけかけ、大丈夫」とヒゲのおじさんに言われているようでならなかった。それはある意味で癒しであり、キュートな二人のおかげであり、この本はこういう論文のためにあるのだと確信した。それは論文を書くことはクリエイティブであることを証明した一つかもしれない。
そのくらい熱がこもるこの本。何かあったら読み返して元気の源にしたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学び
- 感想投稿日 : 2015年2月6日
- 読了日 : 2015年2月6日
- 本棚登録日 : 2015年1月30日
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