ここに出てくる人々は哀しいくらい寂しい。
その寂しさを理解してくれるものもいるが、それは枠の外側だ。
だから、小川洋子の作品は切なくて哀しくて、愛しい。
彼らにとって、孤独も大事に抱きしめているべきものだから、誰もその世界に入ることはできない。
だから、読み終えた時に寂しいと思うのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年12月16日
- 読了日 : 2019年12月16日
- 本棚登録日 : 2019年11月26日
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