200頁ちょっとの厚みながら、日本語の美しさと奥深さが詰め込まれた一冊。ところどころに【百人一首】の和歌も登場し、こんな歌も入っていたな……と懐かしい気持ちになりました。英語圏に生まれていたらと感じる瞬間は多々あれど、文脈に依存して理解する日本語の奇妙な言い回しや、同音異語の漢字から生まれるおかしみをすんなり楽しめるのは、日本生まれの日本育ちだからであり、国語教育のありがたさを今更ながらに実感しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020年
- 感想投稿日 : 2020年9月18日
- 読了日 : 2020年2月29日
- 本棚登録日 : 2020年9月18日
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