オテル モル (集英社文庫)

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著者 :
μさん  未設定  読み終わった 

たった一人の分身は闇に犯され、もう細胞を分け合い生まれた妹では無くなっていました。私は何を思えばいい。かける言葉も怒りも憎しみも通り越し、残ったものは過去への諦めと安らかに眠りたいと願える居場所だけでした。そんな私が導かれるように就職したのは、条件を満たす者だけが訪れることの出来るホテル、否オテル。合言葉は「悪夢は悪魔」。現代には何かを抱え、悪い夢に怯え、目覚めすら見失い朝も昼も夜も暗く彷徨っている人が多くいる。睡眠という日々不可欠なものに悩める人々に最良の安眠を与えてくれる魔法のような空間、なんて素晴らしい。すっきり目覚めた達成感は、今日一日を生き抜くパワーを与えてくれる。

レビュー投稿日
2018年4月9日
読了日
2018年4月9日
本棚登録日
2018年4月9日
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