死にがいを求めて生きているの

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レビュー : 155
著者 :
ℳ.さん  未設定  読み終わった 

生きがいを見い出せない日々は、自分の存在価値だとか必要性について考えてしまう。自分の幸福だけを祈って生きる人生は物足りないですか。一番大切なもの、人達だけ守り抜けば許されませんか。
自分が幸福でもないのに、誰かを幸せにしたいだなんて、滑稽ですか。外れていますか。
人間は、幼き頃から、ある程度自分の役割に沿って生きていくのかもしれない、そう感じていた。子供の頃から貴方にしか割り当てられない立場があって、私にしか解らない居場所がある。それを覆すことはとても難しく、悩ましく、時に自分自身を辞めたくなる。
飛び立ち残された後の殻は、もう不要なのでしょうか。
私が存在していける社会に、笑って生きていける未来に、貴方はとても必要であって、出来れば害のある者は近付けたくない。それは皆同じ筈だけれど、そんなに都合良く世界は出来ていないから、私達は時に対立を繰り返しながらも自分自身で選ぶ手段を道を作って行くしかない。でもそれが簡単ではないから、私も貴方も苦しみながら生きているのではないか。
答えの出ない難しいテーマであった。
でも凄く心の中を見透かされた気になり、考えろ!と閉じられた瞼の裏側で、必死に何かを手繰り寄せようとしている自分がいました。

レビュー投稿日
2019年4月8日
読了日
2019年4月8日
本棚登録日
2019年4月8日
3
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