こころ (新潮文庫)

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本棚登録 : 19007
レビュー : 2006
著者 :
ゆう*さん 小説   読み終わった 

一番好きな本!!高校の国語の教科書に載ってて衝撃を受けて、その衝撃がずっと忘れられない。

”私は先ず『精神的に向上心のないものは馬鹿だ』と言い放ちました”(p282)
の一文が衝撃的すぎる。
高校生の時はただその一文が気に入っただけやったけど、
大人になってから読んだら、Kにこんなひどいことをして自己嫌悪で厭世的になって、悲劇のヒーローみたいに思ってる先生がが馬鹿馬鹿しくて面白いなと思った。

それから何年も経った今再読してみると、人間の心には善い自分と悪い自分が隣り合わせに住んでて、何かの拍子に先生みたいに恐ろしい自分が出てくることが誰にでもあるのかもしれないと思った。
読んでいると、先生の気持ちが自分の中にあるものと共鳴してくる感じがする。

他に好きな部分は、恋してる先生の描写と、先生を「格好いい!!」と思ってる私。
そして名台詞。
「天罰だからさ。」(p29)
「……然し君、恋は罪悪ですよ。解っていますか。」(p41)
「とにかく恋は罪悪ですよ、よござんすか。そうして神聖なものですよ。」(P44)
「『覚悟、―――覚悟ならない事もない』」(P286)

レビュー投稿日
2019年2月25日
読了日
2019年2月25日
本棚登録日
2019年2月25日
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