西洋の自死 移民・アイデンティティ・イスラム

  • 東洋経済新報社 (2018年12月14日発売)
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西洋の移民政策の現実を書いた本。
この本の論点
①移民の受け入れは悪くないが受け入れすぎることによって、西洋的な価値観や文化の破壊に繋がる

②移民受け入れは人口の減少の歯止めになるが、出生率を上げるなどの対策をまずやるべき

③移民政策への提言は全て人種差別と捉えられてしまうため、適切な議論ができない。

④寛容な多文化主義を容認した結果、宗教原理主義に敗北してしまう。
(その人たちの声は大きく、批判すると殺されかねない)

⑤欧州は植民地政策の過去を原罪と捉えており、メディアや政治家によって、今でもその罪を背負わされている

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月17日
読了日 : 2022年4月11日
本棚登録日 : 2022年4月11日

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