冬眠中のところをヘムルに起こされてしまったムーミン一家が初めて迎えるクリスマス。
雪を「ぬれたわた」や「白いたまご」と形容したり、お腹を空かせてよだれをたらしたり、ゆったりおっとりしているムーミンパパになごみました。たくさんの灯されたろうそく、とっておきのプレゼント、温かいごちそうのいい香り、それぞれが思ういちばんきれいなもので飾られたもみの木。凍てつく夜空の真芯から射してくる星の光は喜びと恵みのよう。真冬の得体の知れない力のことを私は魔法を呼びます。
クリスマスの準備を幸福な足どりで始めたくなるお話。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・児童書
- 感想投稿日 : 2016年12月4日
- 読了日 : 2016年12月1日
- 本棚登録日 : 2016年12月1日
みんなの感想をみる