春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

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本棚登録 : 3018
レビュー : 323
著者 :
月湖さん 日本   読み終わった 

異国の地を旅して、そこで暮らし、体験したことや出会った人々との交流をまとめたエッセイ。
流れる風景を掬いとって一枚の画にしたような軽やかで清洌な文章。印象に残った言葉は心の抽斗に収め、折に触れて取り出したい。梨木さんは聡明な人だ。彼女の言葉を読んでいると、いくらでも水を吸い込んでいく広大な砂地が思い浮かぶ。《理解はできないが、受け容れる》
大きな心を持って人に寄り添い、押しつけない真のやさしさで、雪に閉ざされた大地がいつか解けはじめるように。無事に春を迎えられるように。そして、春になったら苺を摘みに。

レビュー投稿日
2019年4月14日
読了日
2019年4月14日
本棚登録日
2019年4月14日
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