小中千昭のごく短い小説に、安倍吉俊が挿絵を付けたもの。
「serial experiments lain」で想像したネガティブなコミュニケーションを打開する概念に出会えなかった小中が、過去に目を向けたもの。lainのヒロインの名前が「れいん」に対して、こちらは「あいん」となっており、一種のセルフオマージュとなっている。
「serial experiments lain」の外伝のような物として相違点を楽しむ分には良いが、独立した作品と見なすのであれば、もっと字面を増やすか、イラストをメインとして簡単なバックストーリーを添えたイラスト集とするか、どちらかの方が良かったように思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年8月20日
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- 本棚登録日 : 2013年8月20日
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