薬害エイズに伴う医師、国家、製薬会社の利権問題が絡む図式を暴く。
このような癒着が少なからずあるのは確かだが、医学を含む科学の事実は「その時点での事実」であるという事は看過できない。
対応に手落ちがあったのは紛れも無い事実だろうが、それが正しいか正しくないかをその時点で判断するのが難しいことは、やはりあるのだ。
この本だけを読んで「こいつらふざけるな!」とは思って欲しくない。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2005年8月22日
- 本棚登録日 : 2005年8月22日
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