あねのねちゃん

著者 :
  • 新潮社 (2007年12月1日発売)
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本棚登録 : 105
感想 : 26
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■他の人には見えないけれど、自分には見える。玲香にもそんな経験がある。孤独で寂しかった幼い日、遊び相手だった「あねのねちゃん」。今はそれが想像の産物だと知っているが、当時は唯一の友達だった。ところが失恋を切っ掛けに、OLになった玲香の前に、再び「あねのねちゃん」が現れた。当時の姿、そのままで―。懐かしくて新しい、ファンタジックな"あなたの友達"の物語。

■■正直なにに分類すればいいのか悩む話。ファンタジーなのかホラーなのか。心理学的なお話なのかと思いきや、最後の最後でたんなる不思議魔法系のお話だった。ある意味ぎゃふん。正直都合の良すぎるオチと、結局のところ何が成長したのかわからない主人公に、不満を覚える。文章は読みやすかったですが、キャラがイマイチでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年7月5日
読了日 : 2008年9月26日
本棚登録日 : 2011年7月5日

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