「おひるのおべんとうつきで 500えんです。
さあ みなさん わたしのじまんのボートにおのりください」
透明なペットボトルで出来たボートに、テントウムシ、ダンゴムシふうふ、カタツムリのお客を乗せて、トンボいけたんけんの始まり始まり~。
あまがえるさんの案内に従って水辺を進むと、水の中には水生生物がたくさん。
虫も魚もザリガニもカイも、たくさんの生き物にはすべて名前が書いてあり、それぞれしっかり描かれています。
あまがえるさんの説明もあり、虫たちとトンボいけ探検をすることで、里山の生き物たちに触れることが出来ます。
いろんな生き物がすべて、食べて、食べられる関係。
途中ちょっぴり怖い目にもありながら、ドラマの中でトンボいけたんけんは終わります。
探検が終わることには、子どもたちは里山の生き物たちの世界に魅了されているのではないでしょうか。
生き物が大好きな子がいるクラスで読み聞かせをしたら、描いてある生き物を一つ一つ解説してくれる子が現れたため、「○○くん、静かにして!」とてんやわんやに。
ちょっとガヤついたけど、楽しく読めたかな?笑
物語の本かと思いきや、水辺の生き物の科学絵本でもあり、ちょっと不思議で楽しい絵本だなと思いました。
新潟県北魚沼郡川口町の池を取材して創った絵本だそうです。
奥付に里山の写真があるのも何かいいですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2020年8月7日
- 読了日 : 2020年7月16日
- 本棚登録日 : 2020年5月24日
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