From Russia, With Love 1957
井上一夫訳、最後に厚木淳氏の「ノート」がついている。
『ムーンレイカー』や『ダイヤモンドは永遠に』は展開がかなり荒唐無稽だったが、それにくらべると『ロシアから愛をこめて』はしっかりとしたスパイ小説だった。
ボンドの自宅での朝食やトルコでの食事の描写が細かく良い。泊まるホテルなどの描写も細かい。
だが、肝心の物語をもう少し練って欲しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2015年10月3日
- 読了日 : 2015年10月3日
- 本棚登録日 : 2015年10月3日
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