死刑囚最後の日 (岩波文庫 赤 531-8)

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本棚登録 : 307
レビュー : 28
えみさん フィクション   読み終わった 

薄い本なのですぐ読了。何の罪か分からないある死刑囚が死刑執行される日までの心情を書いた内容。レミゼラブルの著書ユーゴーは死刑反対論者ゆえか死刑判決を受けた人間も最初は終身刑で生き長らえるより死刑になった方がマシだと言っていたのが最後は命乞いするようになっていく心情の変化を淡々と書いている。ギロチンの刃がうまく作動しなくて何度も刃を落とされた実例も死刑囚としては恐いだろう。死刑制度に犯罪抑制力効果が無いのは、教育や家庭環境や貧困も原因だろうし、死刑執行まで長い年月がかかり隠密に行われるからかな。死刑判決が出るほどの罪は現世で贖罪か死で償うしかないと思うのだが。

レビュー投稿日
2016年11月8日
読了日
2016年11月8日
本棚登録日
2016年11月8日
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