若泉とニックの倉庫での格闘シーンは洋物のオカルト混じりなB級アクション映画って感じでちょっといただけなかったかな、それ以外は上下巻共に特におかしかったり冷めるような所はなく、主題から少しそれた所で部分的に謎のまま話が終るのがいくつかあってそれがちょっと気になったままだけど、それも含めとても興味深く、最後まで飽きる事無く読み進めることが出来ました。上下巻共に内容が充実していてとても面白かったです。でも、最後の最後がなんだかだらだらしていていま一つ盛り上がりと締りに欠ける感じで、欲を言えばもっと緊張感や興奮を絶やさない流れと衝撃的な演出で『新たな666はこいつだ!』という締りのあるエンディングにして欲しかった。
読書状況:読み終わった
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読み切った本
- 感想投稿日 : 2013年10月28日
- 読了日 : 2013年10月28日
- 本棚登録日 : 2013年10月27日
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