推理作家として知られる著者が、新たなジャンルに挑戦した第1作。舞台は那須高原の牧場。発病を機に、会社を辞め空気の良い高原で牧場経営を始めた父。19歳で引きこもりの息子。15年ぶりに再会したふたりの、1年間の成長の物語。子どもとの距離の縮め方がわからず焦る父と、なかなか心を開けない息子。普通の家庭でもありがちなシチュエーションに苦笑いしながらも共感してしまう。
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- 感想投稿日 : 2014年7月31日
- 読了日 : 2014年7月31日
- 本棚登録日 : 2014年7月31日
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