三歳まで台湾で育ち、その後日本へ移住した著者。幼い頃に親しんだ台湾語と中国語。そして今使っている日本語。三つの言語の間で揺れ動く著者はやがて、国とは何か、母国語とは何かを考えるようになります。時代に翻弄された台湾という国の歴史が著者の根底を作り上げていました。自分の母国語とは何か、最後に出した著者の答に拍手を送りたくなりました。
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- 感想投稿日 : 2016年8月23日
- 読了日 : 2016年8月23日
- 本棚登録日 : 2016年8月23日
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