ヤマギシ会、エホバの証人、オウム真理教のようなカルト集団が物語の骨格としてあり、主人公とヒロイン〈まだ本巻では別建ての章に交互に登場)の性的な営み(ちょっと過剰な分量)が肉付けとして描かれる。
展開は事件性が濃いため、サスペンスモノのように読み進められる。
まだ評価はつけにくい。
ヤナチェックのシンフォニアではGセル指揮のクリーブランドオーケストラの演奏がメリハリ(特に管楽)があってよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
村上春樹
- 感想投稿日 : 2021年11月4日
- 読了日 : 2021年11月4日
- 本棚登録日 : 2021年11月4日
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