太陽と地球のふしぎな関係―絶対君主と無力なしもべ (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2011年8月19日発売)
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感想 : 20

太陽物理の入門書である。太陽の黒点の変化、それに伴う磁場の変化がいかに地球に大きな影響を与えうるかを理解できる。最近の観測によると2013年に向けて活動の極大期に入ると報告されており、それによって宇宙にある人工衛星のみならず、送電線やデータ通信、石油やガスのパイプラインといった幅広い場面に影響が出るのではないかと言われている。また、太陽の活動の変動は地球の気候変動との関連があるのではないかとの疑いもある。特に宇宙、環境、通信に関連した分野に興味のある方に読んでいただきたい。
(システム創成学科)

配架場所:工2号館図書室
請求記号:444:Ka37


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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: システム創成学科(H23)
感想投稿日 : 2012年10月30日
読了日 : 2011年10月30日
本棚登録日 : 2012年10月30日

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