「犠牲なしの進歩はありえない」ぐへえ。気持ち悪くて読むのが苦痛。『ピダハン』と同時期に読んだので“蛮人”がピダハンに脳内変換。(でもピダハンは蛮人ではない。)久しぶりに講談社文庫よんだけれども文字に濃淡があるのは印刷の不手際?(作家の意図かと思ったくらい)
くるしいかなしいなんて気分はナンセンス、いやなときは薬を飲めばいんんじゃない?という解決方法はまさに現代への警笛。
この本を読んだあとで海外の本を読むと「ハクスリーが描くような世界」というのが比喩としてよくつかわれているように気がつく。この本自体は苦手だが今後の読書の理解には繋がる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2012年7月6日
- 読了日 : 2012年7月6日
- 本棚登録日 : 2012年6月23日
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