宙に浮く未知の生物との邂逅という設定は非常に突飛であり、主人公の片組である高巳と光稀の掛け合いはとても軽妙。もう一方の主人公である瞬と佳江の掛け合いは内容こそ子供だけどしっかりしていて、でも実際にできることは高巳と光稀程はなく、この対比が美しい。
白鯨が言語を学ぶ過程がとても興味深く描かれており、突飛な設定に深みを持たせている。
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- 感想投稿日 : 2016年9月24日
- 読了日 : 2015年3月9日
- 本棚登録日 : 2015年3月2日
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