年老いたマリアが語る息子の事。古くから清らかで慈愛あふれ若々しく静かに微笑む永遠の女性として語られる彼女。物語化を避け現実を自らに厳しくみつめた時見えた事実とは?設定からもっと派手な話にもできたと思うけれどとても地に足のついた真摯な小説であった。カトリックの根本的な部分を批判している。弱者にもっと光を。
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- 感想投稿日 : 2015年3月28日
- 読了日 : 2015年3月28日
- 本棚登録日 : 2015年3月28日
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