夕子ちゃんの近道

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本棚登録 : 441
レビュー : 98
著者 :
えRKさん 日本の小説   読み終わった 

何作か長嶋氏の小説を読んでいるけれど、どれも、語り手は作者本人に見えてしまう(だから『祝福』でいきなりひっかけられたりする)。

p.41「買わないファンなんて」…すみません。
p.44「なんと呼ぶかわからないが、靴下やパンツを干せるプラスチック製のもの」…陣野さんが授業で言っていたから、おぉこれか、と注目したが、大江賞の選評で言ってたんだね。
p.46「物は古びることで価値をまとうけど、ヒトはナマモノなんだから」実はこの本はひとから譲ってもらったんだけど、ここに鉛筆で傍線引っぱってあった。紛うことなく名言だが、チョイスとしてはベタ!
p.108「ガラスクリーナー」のくだり。「シュッて霧吹きになっているのと、シューてスプレーになっているの」あるよねあるよね。よく伸ばす、など、一番身を以てうんうん頷き読んだシーン。
p.118~119「正しい鑑賞」「そうじゃなくて、作業の連続を見続けた君と店長が、朝子さんの作品なんじゃないかな」…なんでしょアーにはうれしい表現でもある。
p.139「部室だと気付く。…だべっている空気」『僕は落ち着きがない』再読したくなる!そうそう、彼女らもコース―、飲んでた!

レビュー投稿日
2011年9月9日
読了日
2011年9月9日
本棚登録日
2011年9月9日
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