
マインドフルネスの本が去年から沢山でていたけど胡散臭いと思い手を出せませんでした。だからマインドフルネス1冊目がこの本で大正解です。精神科医の先生が科学的根拠と一緒に素人にもわかりやすく説明してくれています。
本の構成もすごい!初めの10ページに方法は要約されてます。手っ取り早く取り組みたい人はそこだけ読めばまったく問題ないです。だけどその後8割の頁を割いてる物語が深く、大事な言葉を散りばめられているので必見です。自分と重ね合わせて読めるから腹落ちします。
もったいぶって大事なことを全編にわたって小出しにする本もある中、この本は潔く、読者に実践してほしいという想いが詰め込まれていると思います!
いろんな雑念が浮かんできてるようで実はごく限られた種類だけ。とあったので浮かんでくる雑念ひとつひとつラベリングしたところ私の場合5つしかありませんでした!
あ、こんなにおんなじことがグルグルしてたんだって客観視できました。頭の中に5つのボックスをつくってそのことが浮かんでくるたび振り分けてボックスにぽいするようにしています。それだけで頭の中の爽快感が違う!今後は時間をかけてその雑念が浮かんでくる原因探しをしようと思います。
以下備忘録
脳は全エネルギーの20%を消耗。そのうち6〜80%は脳のアイドリング中に浮かぶ雑念。
この雑念をどうにかすれば脳の能力を最大限に活かせるし3ヶ月以上続ければ回復力のある脳に変化する。
大切なのはいまここに意識を持ってくること。そのための錨は呼吸。雑念がでたらとにかく呼吸を意識する。
考えてる自分と考えていることは違うもの。どんな考えも一時的に脳を訪ねてくる客人であってずっと頭の中に住み着いてるわけじゃない。いろんな考えが浮かんできてるように感じるけど実は限られた種類だけ。
それをラベリングして原因をさぐっていく。
ストレスはいまここじゃない過去や未来からやってくる。だからいまここに集中する。
- レビュー投稿日
- 2017年2月8日
- 読了日
- 2017年2月8日
- 本棚登録日
- 2017年1月14日