何となく真意というか真実が見えない組織WMUAと館長と…諸々という感じ。
美術館にいた面々はどうなっちゃったのよ?
タイトルから想像する悪魔との交渉には、やや寄り添えなかった印象。
1巻で面白いと思えた感覚は、残念ながら最後は半減してしまったかな。
今巻も半ば無理矢理にも見える結論付けかなと思える、館長の裏切り(?)や天使が出てきちゃったり、現代ものであるが故の史実が混ざったりと、上記で記した通り、悪魔との交渉がいまいち活躍していなかったように思う。
個人的な見解として、終章の流れをそのまま物語の始めに持ってきた方が面白いんじゃないかなぁと感じる怪しさがあって良かったが。
それこそ、主体にある"秘密"という部分で想像を駆り立てる所でもあったかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
THORES柴本様
- 感想投稿日 : 2016年3月15日
- 読了日 : 2016年3月15日
- 本棚登録日 : 2016年1月17日
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