ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年4月24日発売)
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本棚登録 : 139
感想 : 11
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文体は読みやすかったように思う。

気になったのは、サミュエルの台詞が時々女々しくなるところ…そんなキャラでもないし、しゃべり方もしてないはずなんだけど、エディスと混ざってませんか?
エディスの向こう見ず、自己満足などの感情だったり、考えが好かなかった。
背景はいろいろあるにしろ、"良い子ちゃん"は好きじゃないんですよ。

絵画のあれこれを説明したりも分かるんだけど、武器所有のキャラがいたら、もっと戦闘があるのかと期待するよね。
記憶がないサミュエルの態度が煮え切らなく見えるのも、それを自分が何とかしなきゃと考えるエディスも、THORES様の絵に負けるキャラでしたわ。
特にサミュエル!もっと確固たる信念なり、強さを持っていてくれ!!!

帯とかの謳い文句の割には、物足りないです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: THORES柴本様
感想投稿日 : 2019年8月1日
読了日 : 2019年7月31日
本棚登録日 : 2019年4月26日

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