ドナウ河に沿って長い旅をしている過程で、様々な人と出会い経験を積むことによって成長し、変化していく様子が自然で引き込まれた。
登場人物たちも個性溢れているし、ヨーロッパの情景が思い浮かぶような文章に浸れました。
この作品や『深夜特急』のような作品を読むと、自分も長い旅をしたくなってくる。
とても無理だけど……。
この作品の頃と、現在では東欧の政治情勢も代わり、ブタペストなんて今では人気の観光地になっているけど、現在に置き換えると少し味気なくなりそう。
当時の共産圏だからこその味わいもあると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年12月31日
- 読了日 : 2014年12月31日
- 本棚登録日 : 2014年12月29日
みんなの感想をみる