現在の悩みは、昔だったら悩みにならないものだったのではないか?その悩みは、本人の責任ではなく、社会の構造、社会の問題のために悩みになっているのではないか?というのがこの本の語るところ。
複数の章に分かれて書かれているので、読みやすい。
その中で、「忙しく働いていないと不安だ」の章が、自分を見ているようでヒヤヒヤした。
また、女性の結婚、出産のくだりは、実際に会社で見かける事柄であり、この本を著者が書いた時(2007年)と、まったく進展していないな。。と、思わずにいられなかった。
読みやすさからいったら、星三つ以上なのだが、私の読み方が悪かったのか?解決策らしきものを得ることがあまりなく、症例を扱ったものという印象があったので、二つにした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心理系
- 感想投稿日 : 2013年4月20日
- 読了日 : 2010年12月5日
- 本棚登録日 : 2010年12月5日
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