世の中の意見が〈私〉と違うとき読む本: 自分らしく考える (幻冬舎新書 か 1-4)

著者 :
  • 幻冬舎 (2011年4月1日発売)
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本棚登録 : 165
感想 : 25
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図書館で目について借りた本。
タイトルだけをみてイメージした内容とはかけ離れた内容かな。

色々な分野に分けて書かれているので、読みやすいが、本全体としての結論も分散されている気がする。

結論としては、最後の方に書かれていることにつきるだろう。
「少数派になることを恐れない」「わからない時は保留にする」「変節を恐れない」
少数派になることを恐れない。というのは、できそうで日本人には難しいのではないかと思ってしまう。

読んでいて「本当の私」って、なんだろー?と、ふと思った。
たとえば、甘えたい私を知らない人に対して「本当の私を知らない」と思うのだとすれば、それは、自分がその人に対して甘えたい私を見せていないから。にほかならない。
それって、自業自得というか、自己演出なのかなーって、最近考えたりする。
「本当の私」って、自己啓発などで探すものではなく、自分をしっかり見つめて、自分をわかることなんじゃないのかなー?過去から現在で生きているトータルのことが「本当の私」。
(本の中身とずれたことを書いてしまったが。。。)

最終章の著者の実体験は、ああそうだよね。ととても共感できた。
この本の中で、一番、わかりやすかったというか、そうだよね。と思ったのが最後かも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理系
感想投稿日 : 2013年4月21日
読了日 : 2013年4月21日
本棚登録日 : 2013年4月21日

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