雲と暮らす。: 雲と出会い、雲を愛でる

著者 :
  • 誠文堂新光社 (2011年10月13日発売)
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感想 : 15
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偶然なのだが、著者の書籍を2冊同時に借りていたことに、読み始めて気づいた。(遅。。)
今の気分的に、空に癒されたいのだろうな、自分。

『(中略)
雲も地球がつくった自然の一部だ。人間を癒す力も馬鹿にできない。
仕事や生活で疲れている人も多いと思う。
世の中うまくいかないと悩んでいる人も多いだろう。
そんなときわれわれを包みこむ大きな雲の世界に想いを馳せ、しはし身を寄せてみたらどうだろう。
面倒な準備や道具は必要ない。空を見上げるだけでいい。
空に浮かぶ雲を、少し眺めるだけでいい。
きっと元気と安らぎをもらうだろう。』
はじめに に書かれたこの文書は、ああ、本当だなーと思う。

ここ最近、いろんな重いことを考えていろんな感情を抱えて生活してきた。
下ばっかり眺めていた。
かろうじて、樹々を見る高さまでしか顔を上げていなかった気がする。
その反動?か、気づいたら2冊の雲の本を手に取っていた。

少し、ホンモノの雲を眺めようかな。

余裕があったら、積乱雲の衰退を一から眺めていたい。
そんなチャンスがあれば。だけど。
それって、かなり贅沢な時間だね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2019年8月31日
読了日 : 2019年8月31日
本棚登録日 : 2019年8月31日

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