プラナリア (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2005年9月2日発売)
3.37
  • (250)
  • (606)
  • (1223)
  • (187)
  • (38)
本棚登録 : 6137
感想 : 652
3

仕事のない登場人物たちの色々な心情をえがいた短編集。表題を含む最初の4編の主人公たちは、みんなひねくれてるのを分かってて考えを変えない感じがあまり共感できなかった。私はどっちかというと登場人物たちにウザがられる平凡な友達側の人間なんだろうなと読んでて思った。最後のあいあるあしたは少し毛色が違って1番好きなお話。山本さんの作品の登場人物たちは、みんなちょっとひねくれててそれを察してよ〜みたいな感じがする。終わり方も含みをもたせた手法なんだろうけど、基本的にあまり好きでないかも。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月16日
読了日 : 2017年3月16日
本棚登録日 : 2017年2月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする