されど罪人は竜と踊る: 箱詰めの童話 (17) (ガガガ文庫 あ 2-18)

著者 :
  • 小学館 (2016年7月20日発売)
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本棚登録 : 76
感想 : 1
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色々と伏線をばらまいて次巻へ続く。
2ヶ月連続刊行らしい新刊で解決するのか。今までの巻で積み重なった謎が、消化されるどころか増えていっている感じ。
そろそろ各々の主陣営の目的だとか、過去の伏線の消化をして欲しい。

突然出てきて異常に強い敵キャラもちょっと食傷気味。
インフレした強敵候補が名前や設定ばかり登場しているのに、ぽっと出の新キャラを使って「ギギナと同等の前衛能力で、かつ後衛としての能力も抜群」「どうだ絶望的だろう!」みたいな展開が多い。
世界の敵や翼将上位よりは現実的な強さの敵とはいえ、敵側にばかりなんでもできる万能キャラが多くて、散々強い強いと持て囃されてるギギナは何をやってるの?と思えてくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年8月17日
読了日 : 2016年8月15日
本棚登録日 : 2016年8月17日

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