少女の器 (角川文庫)

3.61
  • (41)
  • (38)
  • (105)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 334
レビュー : 41
著者 :
eye76さん 小説-日本   読み終わった 

初読。

これはねぇ、少・中学生の自分が特別な子供である、
という自意識がいっぱいな時に読むべきなんじゃないかしら。

この年になってからだと、灰谷健次郎先生を捕まえて、
「あー、インテリ中年の少女幻想あるある」
なんて失礼かつ軽佻浮薄な感想を言ってしまいそうに…

いや、でも少女っていうのは多かれ少なかれ
どこかで絣のような部分を持ってるものだよね。

離婚家庭でNYで個展を開くような版画家のパパ、大学教授のママ、
ピマラヤンとペルシャ猫と絣、
軽妙な会話にも時代を感じるけど、それが良し。

でも、ママの恋人が妻子持ちなのを
絣に言わなくちゃいけない、っていうのはわからないわぁ…
パパの元恋人の章子さんに会った後、
大阪の不良のボーイフレンドにビシッと恋に溺れてる人を
高みからジャッジする権利なんて誰にもないでぇ
って言われたのは、ホントそうね。
よくやっちゃうんだけど。ホントそうね。

レビュー投稿日
2014年5月1日
読了日
2014年4月30日
本棚登録日
2014年5月1日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『少女の器 (角川文庫)』のレビューをもっとみる

『少女の器 (角川文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『少女の器 (角川文庫)』にeye76さんがつけたタグ

ツイートする