オマエだけの言葉で話してみろよ! 人をその気にさせる、吉野流会話術100

著者 :
  • 講談社 (2011年1月28日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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元ヤン業界の最高峰にして日本最強の予備校講師と信じてやまない吉野敬介先生による会話術の書。

私自身は、北海道の片田舎で進路指導の先生に「一般受験は諦めろ」と言わせてしまう残念な学力の持ち主であったので、吉野先生の講義をライブで拝聴する機会はついぞなかったのですが、著書の数々からバシバシ伝わってくる先生の熱意・気合に心酔しておる一人です。

上手に話をするためのテクニックは勿論のこと、何より「そのテクを使って何を伝えたいのか?そしてそれは本気なのか?」に重きが置かれており、翻って人間性を磨くことの重要性を徹底的に突きつけられます。当たり前のことを当たり前に言ってくれる大人。有り難し(滅多にないこと)。

ご自身の体験談や失敗談、古典豆知識も満載で、ゲラゲラ笑いながら読了しました。

中でも第91項「自分を奮い立たせるために『ハッタリ』をかませ!」に大感激。
知恵も力もないけれど、ないからこそ、ハッタリかまして退路を断って、より良い自分を目指します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2012年6月14日
読了日 : 2012年6月14日
本棚登録日 : 2012年6月14日

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