ある寒い日、くまさんが1本の木の下に落とした手袋。
それを見つけたうさぎくんは、家に帰るまでの道すがら、手袋をちょっと拝借。
木の所に引き返したうさぎくん、手袋のお礼に自分の耳隠し
も添えて木に引っ掛けておきました。
寒さをしのぐために借りた品物に、感謝の気持ちを込めて自分の持ち物を差し出す。
やがて木はそんな心の繋がりでいっぱいになっていくのでした――……。
うわーーーーー優しーーーーーい。
でも優しすぎて私の理解の範疇を超えている……。
家に帰るまでが寒いから木に掛けてあった防寒具を借りるんだけど、帰宅後すぐに木の場所まで引き返して借りた物を返却するんですよね。その際、自前の防寒具を添えて。
借りた物返すだけじゃなくて自分の物まであげちゃったら、今帰る時にまた寒くねえ???って思い始めてしまってなかなか美談に入り込めませんでした。残念。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本(日本)
- 感想投稿日 : 2016年10月19日
- 読了日 : 2016年10月19日
- 本棚登録日 : 2016年10月19日
みんなの感想をみる