七つの黒い夢 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2221
レビュー : 255
f0314087さん 2019年7月   読み終わった 

図書館の乙一棚にて。
こういった偶然があるから、たまには予約のみでなく
本棚見て回ろうかな。。

共通のテーマでも作者によって全く違うので面白い。

『この子の絵は未完成 乙一』
→ひょっとして、母親も何か不思議な力を持っていたのだろうか。。。ものすごい事なのに、割と普通に怒ったり心配しているだけというか。。。
コメディ風でほんわかしていたけれど、ふと
この男の子が「いい子」でなく成長していったら…
ものすごく怖い展開だな。。

『赤い毬 恩田陸』
→赤い鞠・女の子はつき続けなければいけない・今はまだあなたの番じゃない・最後の母親から娘へのセリフ
これをどう意味つけるかで色々な解釈ができそうだ。。
訳が分からないから、また怖い、のパターン

『百物語 北村 薫』
→これも最後どうなったかが読み手に委ねられるパターン。
ハッキリ怖いものが描かれるのも恐怖だが
曖昧なまま終わるのって妙に記憶に残る。。

『天使のレシート 誉田 哲也』
→映像化したとき、爽やかに描くか灰色の空とか陰鬱っぽく描くか、どちらでもいけそう。
ラストの天使の行動は彼女自身が望んだことなのか
創造主が下したことなのかどちらだろう。。。

『桟敷がたり 西澤 保彦』
『10月はSPAMで満ちている 桜坂 洋』
→他作品と違い、日常系? 
西澤氏のはそんなことで??という逆恨みの恐怖だったが
桜坂氏のはちょっとよくわからなかったな。。
主人公の職業がちょっと恐怖だが

『哭く姉と嘲う弟 岩井 志麻子』
→妙に記憶に残るタイトル『ぼっけえ、きょうてえ』の人か。
先にコメンテーターのイメージがあったので検索するまで気づかず。
これもまた、どこまでが真実で、どこまでが妄想で、
どう捉えるかによるなぁ。。
姉というのも妄想なのか真実なのかどちらだろう??
男性の体が不自由なのは本当っぽいが
最初からなのか、何か事故によるものなのか。。。
短いのに妙に存在感のある短編。

レビュー投稿日
2019年7月4日
読了日
2019年7月4日
本棚登録日
2019年7月4日
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