南京路に花吹雪 第3巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1996年9月1日発売)
3.89
  • (5)
  • (7)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 6
3

完結。
ラストに外伝2つ。

他の方の感想で外伝によって、黄が異性愛者だと判明…とあったが、
そういえば女性に冷たいシーンはいくつかあれど、同性愛者、とかいう印象を特に持たなかったなぁ、と。
特に着目すること無く読む=恋愛が全く出てこない、言われないと少女漫画だったという事を忘れて読む作品。

ラスト、生き残った者もいるが、これからがもっと荒れる世界大戦の始まりなのだよなぁ、と。

敵側も味方側も裏切る側もそれぞれ己の信念をもって生きていて、誰が悪者、と白黒つけられないのがまた辛い。

『プラネテス』で月で生まれた少女が、国境線なんて見えない、どうして地球人同士で争うのか不思議に感じるシーンがあったのを思い出す。

歴史好き、といっても戦国時代とかヨーロッパに目を向けがちだけれど、中国などアジアについても調べてみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2017年3月
感想投稿日 : 2017年3月9日
読了日 : 2017年3月9日
本棚登録日 : 2017年3月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする